戸袋物語

カテゴリ:桐印雑感( 2473 )




朝方まで断続的に雨が降っていた。

 雨が止むたびに滴を拭き取りながら,今日は塗装はできないかと思ったが,昼前には陽がさすようになった。
 この時期でも案外と日差しは強い。ふくらはぎやひざ裏が日焼けで地腫れしてちくちくするのは,母親が死んだ日に半ズボンで実家と老人ホームと葬祭場を行き来したせいだろう。
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 ここ数年,私は光線過敏症になったと思っていた。だがもしかしたら,昔は親にあせもだと言われていたものが本当は日焼けだったに過ぎないのかもしれない。

 ベランダの桟を塗装。使用したのはアサヒペンの水性多用途ハイグレード塗料。
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 この種の塗料は種類が多いが私には油性と水性の区別くらいしかできない。メーカーのサイトには型番が載っていないから,もしかしたら廃版で新製品に切り替わったのかもしれない。
 蓋を開けると紫っぽい色あいで,なにかの間違いではないかと心配になるほどだが,乾燥するとちゃんと焦げ茶色になる。
 予想していたより伸びがよく,半分も使わずに塗り終えた。

 午後にはホームセンターに波板を買いに行った。9尺の板を2枚。波板用のハサミも買った。4尺5寸の板が新しく4枚とれたので,以前からの波板は1枚しか使わない。以前からの波板のうち,1枚はどこかに吹き飛んでしまったが,残った板もヒビや欠けが目立つので1枚を残して交換する予定だ。今夜は新しい板に穴あけ位置をマーキングしたところだ。

 周辺の家でも瓦を葺きなおしたり,ビニールシートを張りなおしたりしているのを見かける。波板を修理する人もいるが,塩化ビニール板を普通の釘で修理しているのを見かけると何か自分が偉くなったような気分になるから不思議だ。

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by kirijirusi | 2018-09-22 22:18 | 桐印雑感

昨夜はかなりの雨だったが

日中は小雨まじりの曇りというところだ。
 午前中に父親の原付を処分し,ガスの検査をつつがなく終えた。
 午後には銀行と法務局で父親の相続税の振込みと実家の登記簿謄本の入手を済ませ,電気店とホームセンターで買い物をした。プリンターのインクとベランダの桟の補修材だ。幸い雨は降っていなかったし,どうせなら波板を買ってもよかったのだが傘を持って出たのでそれは後回しだ。

 ベランダの桟は何度拭いても雑巾が真っ黒になる。埃ばかりではなく以前塗った塗料が粉状になって剥がれているようだ。
 本来ならサンダーでも使って木地が見えるまで古い塗料を削り落とさなくてはいけないらしい。だが,そこまではとてもやっていられない。スポンジ状のやすりで浮いた塗料だけ削り落として,古い釘穴にシリコンのシーリング材を詰めたら日が暮れた。
 もう一度やすりをかけて,後はどうなろうともう塗ってしまおう。

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by kirijirusi | 2018-09-21 20:11 | 桐印雑感

父母は灰と骨とになりにけり

 火曜日は病院から母親を送り出した後,母親が入所していた老人ホームに荷物整理に向かったが,手続があるというので受け取れなかった。
 昨日は朝方2階ベランダの波板を剥がした。
 こんなときにどうでもいいことだが,波板の傘釘を抜くには単2サイズの使用済み乾電池を谷に置いて支点にして,バールを使うに限る。ペンチだとらちが明かなかった。
 昨夜は葬儀社に泊まり,今日葬式と火葬を済ませて帰宅したところだ。
 この種の行事は待っている時間がやたら長いのだが,故人を偲ぶにはいい時間なんだろう。
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 父親の時には桜盛りの上天気だったが,今日は雨が降り続いている。
 釘を抜いた後の梁が雨ざらしになっているのが気になる。早く塗装したいけれど,雨ではどうしようもない。
 明日午前中に父親の遺品の原付を回収に出し,ガス会社の安全点検を済ませる予定だ。午後には銀行廻り等の用事を済ませたい。

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by kirijirusi | 2018-09-20 20:38 | 桐印雑感

「七年の狂気は死んで終つた」

(高村光太郎)

 母親が死んだ。
 朝方連絡を受けて入院先に直行したら,すでに平たくなっていた。食物を経口摂取することがほとんどなくなる一方,熱と呼吸困難で荒い息をしていたから力尽きるのが時間の問題なのは素人目にもわかっていた。食欲を感じているようすはとうになかったが,呼吸困難で苦しむことがなくなったのは幸いなように思える。
 脳梗塞で倒れたのが2012年の年の瀬だった。その時にはすでに認知症で私と父親の見分けがつかなくなっていた。若い日の母親は認知症や知的障害を嫌っていた。下の世話になることも恐れていて,おまじないにドライフラワーを便所に逆さに吊るしていたのを覚えている。だから認知症が進んでゆく過程は彼女にとって恐怖と苦痛に満ちたものだったに違いない。

 私の記憶にある中で,認知能力に問題がない最後の彼女の言葉は「お嫁さんをもらおうという時,ボケ婆さんがおったら困るじゃろ」というものだ。つまり「早く結婚しろ」という催促だ。こうした言動から,私は愛とは執着心に他ならないことを学んだのだ。

 姉と後片付けや葬式の手配を進めた。
 コーヒーの話やぬたの話をはじめ,思い出話で笑えるのはありがたいことだ。

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by kirijirusi | 2018-09-18 20:50 | 桐印雑感

♪誰もが物語 その一頁には 胸弾ませて入ってゆく

(「雨の物語」 伊勢正三)

 近くに建設中だった高層住宅のシートが外され,足場もほぼ撤去された。廊下から内装中の部屋が見える。分譲マンションだがとうに完売で,入居者が意気揚々と家財を運び込む日も近そうだ。それはきっと心躍る日であるに違いない。
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 だが実家の保守に追われる身になると,家を持つことは存外に気苦労が多いことがわかる。そもそも生きるということはエントロピーの法則に抗うことだ。そして人もモノも,いずれはエントロピーの法則に屈するしかないのだ。
♪僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ とても悲しい物語だと
 
 このところ,波板を見かけると固定方法が気になってしかたがない。そして週末になるごとにホームセンターに通っている。
 木組みの梁は,塗装しなおしたほうがよさそうだ。傘釘を大量に打ち込むことになるから下穴には電気工具を使いたい。ガレージに父親が使っていたBOSCHのインパクトドライバーが残っていたから延長コードとビットを買い,亀座も買い足した。
 こういうことは嫌いなわけではないが楽しむまでには至らない。箱を磨くほうがずっと楽しいからだ。だが,これは父親の供養の一種と考えるべきだろう。



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by kirijirusi | 2018-09-17 20:01 | 桐印雑感

朝から東京に出かけて会議をし,

帰路に途中下車して今実家にいる。私の足も長くなったものだ。
 だが津田沼にいた時に繁く通って見慣れたはずの土地も,過去の風景に変わり始めていることに気づかずにはいられない。
 実家はいま雨だ。押入れのあたりからコツコツ音がするのは,瓦がずれて屋根板に雨水が当たっているのではないかと気になる。
 父親の使っていたPCのメール設定をしようとしているが,うまくいかない。

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by kirijirusi | 2018-09-14 23:54 | 桐印雑感

ヤマケイから

「さあ,秋の連休シーズンの到来だ!」というメールが入っている。
 残念ながら,そうした毛色とは違ったお出かけシーズンの始まりだ。
 帰りに天気がよければ,福山にでも寄って帰りたいところだけれど,どうだかな。

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by kirijirusi | 2018-09-13 23:44 | 桐印雑感

金曜日は東京に出張になる。

 明日はディスカウントチケットを買って帰らないといけない。
 帰りに実家に泊って,土曜日の午後には母親を見に行くつもりだ。
 だが週末に向かって天気がよくないらしい。こちらでも,夜に入って雨が降り出した。庇の修理ができるといいんだがな。


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by kirijirusi | 2018-09-12 23:40 | 桐印雑感

今月は後半から忙しくなる。

もっとも半分は遅い夏休みを取るからだ。
 もし,こういう事態にならなければ,土佐の龍河洞にでも行ってみようかと思っていた。
 だが,行ってみたら行ってみたで,そう新鮮さを感じることもなく夏旅行を終えることになっていただろう。

 昨夜は上掛け布団を使った。晴れた日にも,耐え難いほどの暑さを感じたりはしない。夏が過ぎるのも早いものだ。
 今朝堀端で見かけたスズメ子さん。尾が短くて丸っこく,雛かと思うほどだったが,写真にしてみれば大人の顔だ。
 
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by kirijirusi | 2018-09-11 23:43 | 桐印雑感

夕方,職場の建物から出ると

はじめて涼しいと感じた。
 いい季節になってきたが,今月は月末まで行楽に行く余裕はない。実家に行くのは今年5回目だったか6回目になるか,これほど頻々と実家に行くのは18歳の時に家を出て以来のことだ。
 毎年恒例の山行もない夏だったが,今年は平成最後の年だけあってずいぶんいろいろあった。
 来年のカレンダーや手帳も売り出される季節になった。そろそろ喪中葉書の支度をする頃合かもしれない。もっとも母親も,年内に終わりが来るかもしれないな。

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by kirijirusi | 2018-09-10 23:01 | 桐印雑感

その昔,リネージュⅡというゲームをしていました。
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