戸袋物語

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どうも眠い。

 山時間に慣れたせいかもしれないが,ふと「山の怪談」サイトを開いたら,遅くまで読みふけってしまったせいでもある。私はもともと人間関係に疎いし,暑いと頭も働きにくいから,ややこしい話より単純な話の方がいい。「かんかんだら」みたいな因縁話は,さっくり読めてちょっと面白い。

 ちなみに,昨年覗いてみた滝谷避難小屋は,心霊スポットでもあるそうだ。最近,これをキーワードとするアクセス数が「戸袋」に次いで多いのはそのせいだったか。

 なるほど陰々滅々とした場所だったが,穂高の西側の谷筋で,しかも東側斜面の木立の中という立地のために日当たりが非常に悪いからしかたがない。雪崩を避けるにはいい場所なのだろうが,同じ岩場でも屏風岩のように東向きだったなら,きっと心霊も寄りつかないだろうに。

 大学生の頃,図書館に「日本山岳遭難誌」と題する一連の本があった。手に取ってみる私も私だが,「滝谷に逝ける」とか「穂高に祈る」とか「北岳に眠る」とかいうサブタイトルに,ちょっと引いた。
 幸いにも,今や遭難がロマンをもって語られる時代ではなくなった。今年は富士登山客が過去最高だったそうだが,そういう時代に戻ることはさすがにあるまい。
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by kirijirusi | 2010-08-31 00:37 | 桐印雑感

しばらく前からギルドマスターがログインしていない。

 私が山に行っていたときにマスターからメールが入っていて,私をマスターに,別のメンバーをサブマスターにしようとしたらしい。あいにく私はログインしていなかったから,マスターにできなかったそうだ。できれば弾劾してほしいとも書いてあった。

 申し訳ないが,マスターになるのは気分的に荷が重い。
 幸いにもサブマスでもなくなっている。できれば,現状維持したいところだ。

 が,今日の国家ダンジョンの後に国王と話したところでは,所属ギルドにもう少し積極的になってほしい様子だった。
 国家ダンジョン参加者も暫減傾向だし,国王ギルドが他ギルドを吸収合併する形で一極集中が進んでいる。国王としては無理もない希望だが,我がギルドはもともとフリー傾向が強くて,バリバリしたい人はすでにヨソにいってしまった。この辺の温度差はしかたがないものだろう。
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by kirijirusi | 2010-08-29 00:50 | アトランティカ

いろいろ考えて,

傭兵置き場としてマイホームを買おうと思った。
 500Mは確かに惜しい。しかしいずれ飽きてしまったらゲーム内貨幣なんて意味がなくなる。楽しめるうちに使った方がよいともいえる。

…が,今は不具合中のようだ。これでは買う意味がない。
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by kirijirusi | 2010-08-28 00:46 | アトランティカ

久々に

リネージュ2の公式サイトを覗いたら,オークがバイクに乗っていた。
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 いわゆる「ガチャ」で当てるのではないようだから,お値段はそう高くない。かっこいいという人もきっといるだろう。
 しかし,後輪がついてないようにみえるが…。

 そうかと思うと,こういうニュースもあるようだ。
 「廃人になった」:ゲーム会社を提訴、審理開始へ
 そういえばロシアで殺人事件になったこともあったっけ。
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by kirijirusi | 2010-08-27 00:10 | オークの回顧録

平成22年針ノ木紀行(補遺)

(補遺の1)
♪ 野に咲く花の名前は知らない
♪ だけども野に咲く花が好き
  (「戦争は知らない」 寺山修司)
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 国立公園でなくても帽子に一杯摘みゆくつもりはない。
 そんなことをしたら,オーク男が花冠をかぶるようなものだ。

 それでも夏山のお花畑は美しい。

 山に咲く花の名前は,あまり知らない。だけどもこれくらいは知っている。
 高山帯では珍しくも何ともない花。

 トリカブトだ。
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(補遺の2)
 こちら,ライチョウ母鳥。
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 で,ヒヨコ鳴きするライチョウ若鳥。
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(補遺の3)
 今回の収穫。例年買っているTシャツは買わなかった。
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 「黒部の休日」は職場用。
 「クマ鈴」は自分用。
 そして妙に強そうな名前の「入山記念ドラロンソックス」は姉に送るつもりだ。

(平成22年針ノ木紀行 完)
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by kirijirusi | 2010-08-25 12:08 | 行楽

平成22年針ノ木紀行(その4)

新越山荘 標高2462 5:30
 朝焼けの下に眠る大町市街。
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 昨日,種池までの間にある雪田あたりでクマを見たという話を聞いた。これまでザックに鐘や鈴はつけなかった。よけいなときに鳴るとうるさいし,すぐに潰してしまいそうだからだ。だが,出がけにクマ鈴を買う。

2623ピーク 6:00

岩小屋沢岳 標高2630 6:15
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 朝露に光るお花畑。
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棒小屋沢乗越 どこがそれだかわからなかった。
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 種池山荘が見えてくる。

種池山荘 7:15
 種池から今回のコースを見返す。ああうつくしの縦走路。
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 柏原新道には,上に近づくほどいろいろ名前が付いている。
 鉄砲坂。富士見坂。ガラ場。黄金岬。アザミ沢。石ベンチ。
 (扇沢側から「この先大回り」の表示)
 水平岬。水平道。(このあたりからネーミングが間遠になる)
 石畳。一枚岩。
 扇沢のぞき 8:30
 八ツ見ベンチ 8:45
 車道 9:15
 扇沢で顔を洗う。
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 遙かに稜線を見上げると,標高差千数百メートルの衝撃を吸収してくれた足と登山靴に畏敬を感じる。

 信濃大町行きのバスが9:25にあったが,降りてしまうのが惜しい。11:25発のバスに乗ることにして,周辺を見て回る。
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 名物ダムカレー。
 …俗物っぽいとはあえて言うまい。ここは観光地なんだ。
 カツ入りで1200円。カツがなければ850円。ココイチくらいの味ではある。

信濃大町 帰宅ラッシュに巻き込まれない時間帯に,家に着くことができた。

♪ サマー・ホリデー もう終わる
  悲しい 夏休み
 (「サマー・ホリデー」 中里綴)

(補遺につづく)
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by kirijirusi | 2010-08-25 10:38 | 行楽

平成22年針ノ木紀行(その3)

8/23
針ノ木山荘 5:50
針ノ木山頂 標高2820 6:50
 ここに立つと北葛岳の頭越しに七倉ダムが見える。
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 山頂の前後はガレていて,このコースの中では歩きにくい。

マヤクボのコル 7:30
 黒部湖を挟んで立山・剣が圧倒的な眺めだ。
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 視線を南に戻すと黒部湖に向かって一直線に下る峰が見える。赤牛・水晶に続く読売新道だ。木曜日に仕事が入っていなければ,この道を歩いているはずだった。
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 スバリ方面から針ノ木を見返す。このあたりは,右を見ても左を見ても見飽きるということがない。
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スバリ岳 標高2752 8:10
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 このあたりからすれ違い客の姿を見る。
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 スバリから赤沢岳まで,マップ上のコースタイムは1:30となっている。しかし,ここはかなり距離があるし,あまり道が良くない。2:00とするのが妥当だろう。

2494ピーク 9:45

赤沢岳 標高2678 10:05
 赤沢岳山頂に立つと,これまで山頂から西に伸びる「猫の耳」に隠されていた岩稜が見える。これが黒部別山,大タテガビンらしい。
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 「黒部の魔人」を足下に見下ろすとはおそれおおい。では,この下があの旧日電歩道か。

鳴沢岳 標高2641 11:00
 山荘が見える。発電機の音が聞こえてくる。
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 ルートを見返すと,針ノ木が正面に見えてくる。
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 当然だが,新越に近づくほど道がよくなる。

新越山荘 標高2462
 ここまで,飲み水1リットルでは少し少なかった。250mlのジュースと350mlのお茶を買って昼食にする。弁当はお握りだった。
 今日は種池まで行くつもりだったが,食事をしているうちに12:00を廻ったし薄いガスが沸いてきた。なにより,種池まで行ったら楽しい尾根歩きが終わってしまう。それこれ考えて,ここに泊まることにする。
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 山岳マンガ「岳」を11巻まで読んだ。ついでに「ミニヤコンカ 奇蹟の生還」も読んだ。

 私より少し遅れて着いた自炊の父子連れと同室になった。鹿島槍あたりから入山して,行けるところまで南下するらしかった。男の子は私と一緒にサロンで「岳」を読んでいたが,大変行儀が良くて,心中ひそかに「エミール」の称号を授与した。
 サントリーかどこか酒造メーカーの昔の宣伝に「少年には父親がスーパーマンに見える一時期がある」というのがあった。その後父親は疎ましい「オヤジ」となり,さらに時を経て酒を酌み交わすいい仲になるというのだ。
 私はそのような単系進化論的家族像を信じない。酒も飲まない。が,この少年には,確かに父親がスーパーマンに見えているのだろうと思われた。

 私はこういう父親にはなれないだろう。できないことは,しないことだ。

(つづく)
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by kirijirusi | 2010-08-25 06:39 | 行楽

平成22年針ノ木紀行(その2)

 扇沢からはときどき頭がつかえるような山道を歩くが,治山工事用の舗装道路と3回交差する。4回目が舗装道路の終点で,山の匂いがし始める。
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苔沢,赤沢
 一応水場で,名水らしいのだが,あまりにも細い流れなので汲むのは遠慮する。
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大沢小屋 7:00
 ここでアイゼンを借りる。少し古くて,締めたときに金具の耳が飛んでしまった。締める分には不都合のない部品だったが,みるとサビが奥まで入っていた。要注意だ。
 小屋の写真はネットに沢山あるので省略。

雪渓取付 7:40ころ?記録を忘れた。
 雪渓の末端はすっかり脆くなっていて,ためしにチョップを入れるとごっそり崩れる。何だか不安になる。
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ノド 8:20
 両側から崖が迫って,雪渓が狭くなっている。
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 ウェブサイトでは,ここが例年お盆くらいに崩れて高巻き道を通るようになるという話だったが「気をつけて通ってください」だった。なにをどう気をつけたらいいのかよくわからないが,さっさと登ることにする。

雪渓末端 8:45
 シーズンのせいか,白馬大雪渓と比べると,案外小規模なルートだった。この先は,向かって左の草つきを歩く。

蓮華沢 9:00
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 最終水場。沢水が冷たくてとてもうまい。ここまでに,お茶を1本カラにしていたので,水を汲むことにする。
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 ほどなく,丸太で土止めをしたジグザグの急坂に入る。
 重機も入れられない場所でこれほどの治山をするには,どれほどの苦労であることか。一握りの登山客で採算が取れるのか,心配になる。

針ノ木山荘 10:00
 ここは峠が下から早いうちに見えて,いわゆる「ダマシ」がない。登るには素直でいい場所だ。
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 南面しての眺望も大変素晴らしい。ここは槍穂高や白馬の小屋と比べると知名度が低いが,もったいない。北アルプス中心部の大部分を見ることができる。
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 正面に七倉,遠方に槍穂高。
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 やや右を向いて船窪,不動,烏帽子。さらに遠くは水晶,赤牛だろうか。
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 写真にすればゴマ粒ほどにしか見えないが,やや左を向けば,遙かに八ツ,富士,南アも見える。明け方の雲海に浮かんでいるのがそれだ。
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 蓮華岳に向かって少し登ってみる。この美しい稜線は「蓮華の大下り」というありがたい名前の場所に続いている。そのうち,行ってみるのもいいかもしれない。

 今年もライチョウに逢えた。母鳥と雛が4羽。小屋の北側の斜面を,蓮華側から針ノ木側へと歩いていった。雛と言ってもサイズも色も若鶏だ。だが,なぜかヒヨコ鳴きする。

 山荘では山岳マンガ「岳」を6巻まで読んだ。
 夕方。クマが出たらしく,爆竹を鳴らしていた。
 夜。薄いガスが流れているらしく,満天の星空とはいかなかったが,蠍座と北斗七星くらいは判別できた。凄かったのは,星空よりも夜の稲妻だった。槍より遠く左右に積乱雲が沸いて,音も届かない彼方なのに,紫色のストロボのように光っていた。

(つづく)
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by kirijirusi | 2010-08-25 00:27 | 行楽

平成22年針ノ木紀行(その1)

8/21
新宿 ムーンライト信州81号 23:28入線 23:54発
 土曜の夜というのに在来線は大混雑である。だがムーンライト信州も予約満席だった。
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8/22
信濃大町 5:08着
 6:15発のバスで扇沢に向かうつもりだったが,5人揃ったのでタクシーで扇沢に向かった。時間を得した上に6000円/5人=1200円で,バスより安くついた。

扇沢 標高1433
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 以前来たときには建物の外壁一面イワツバメの巣だらけだった気がするが,今回見ると少ししか付いていなかった。
 このへんになるとさすがに涼しくて長袖を着る。しかし今回の山行きでは,それ以上厚着することは一度もなかった。
 パンと缶コーヒーで朝を済ませて,6:00から入山。

 今回の行き先は,扇沢を囲む山並みの半周である。
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 (つづく)
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by kirijirusi | 2010-08-25 00:19 | 行楽

♪ 雨が降れば樅の木の下 虹が架かれば歩き出す

 土曜の夜行で信濃大町に向かう。
 針ノ木は平成19年の山行で,種池山荘から眺めた場所だ。日取りに余裕があったら,この時,下山ルートに使うつもりだった。ルートを確かめてから写真を見ると「ノド」と呼ばれる隘路や「マヤクボ沢」,峠の位置がよくわかる。
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 起点と終点が同じというのは久しぶりだ。それに今回は,ルート全体が見渡せてしまうほど短い。
 じつは夏の山行にも,少々マンネリ感がないわけではない。しかしそういうのは贅沢というものだ。おそらく今は私の人生の夏の盛りで,それもそういつまでも続くわけではないのだ。
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by kirijirusi | 2010-08-20 20:23 | 桐印雑感

その昔,リネージュⅡというゲームをしていました。
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